7月31日には台風9号たまごが発生したということで、台風が発生しやすい時期に突入しました。
東京オリンピックも開催されている中、天候によって左右される競技もありますので、台風の発生には注視しなければなりませんね。
つい最近でも台風8号が東北地方に直撃し、各地で冠水被害も出ていましたし、近年でも関東(東京や千葉)・関西圏の台風被害や沖縄や鹿児島の暖かい県の台風被害もよく耳にします。
さて、今回このページでは、事前に台風11号たまご(ニーダ)や最新進路を調査し、画像つきで予想していきます。
その他、台風たまごの発生について日ごと追跡してみようと思います。
※8月4日に台風9号が発生しています。
・台風11号の最新進路や地点
・米軍・ヨーロッパ・気象庁のレーダーで予想比較
台風11号たまご(ニーダ)2021最新進路や現在地点
7月31日(土)時点では、台風11号のたまご発生はありません。
しかし、7月31日(土)に台風9号たまご、8月4日に台風9号が発生しました。
この時期台風が発生しやすいシーズンに突入しましたので、気が抜けませんね!
台風11号たまごについては、下記の米軍合同台風警戒センターの図に記してあるオレンジ色の99Wというのが台風11号のたまごです。
この台風11号たまごは8月4日に確認されています。
8月5日追記 台風11号発生
出典:米軍合同台風警戒センター(JTWC)
上の画像のTS15Wと表記されているものが、台風11号です。
日本時間8月5日15:00時点のものです。
進路状況については、別記事に書いていますので、参考にしてみてください↓
台風11号たまご(ニーダ)2021米軍合同台風警戒センター JTWCの進路予想
次にアメリカの米軍合同台風警戒センター(JTWC)で発表している台風11号(ニーダ)の進路予想図を見ていきます。
このマップの見方ですが、画像中央下にある『31/0600Z』とあるのですが、これは世界時間を表しています。
この場合ですと、7月31日6時時点になり、日本時間はこの世界時間に+9時間します。
ですので、日本では7月31日15時時点ということになりますね。
画像の印の表記は下記のとおりです↓
MEDIUM(オレンジの丸):台風・熱帯低気圧になる可能性があるが、24時間以上かかる
HIGH(赤い丸):24時間以内に台風・熱帯低気圧に発達する可能性が高い
SUB TROPICAL(水色の丸):熱帯低気圧と台風の中間
8月4日(水) 日本時間9時30分時点
出典:JTWC
8月4日9時30分時点で台風9号がTD13Wの箇所に発生しています。
赤マルで97Wの地点は台風10号たまごになるのですが、おそらく近いうちに台風10号になるかと思います。
TD12Wは台風としてカウントされず、台風になれなかったものです。
台風としてカウントされたかどうかはJTWCの右側にある詳細情報をみると
こんな感じで12Wのところには名前がありませんが、13Wのところには(ルピット/ルピート)と表記されています。13W=台風9号です。
赤マルは『24時間以内に台風・熱帯低気圧に発達する可能性が高い』ということなので今後の動向に注目です。
台風11号たまご(ニーダ)2021ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の進路予想
次はヨーロッパの中期予報センターから進路予想図を見ていきます。
この下図は日本時間で7月31日(土)21時時点のものです。
出典:欧州中期予報センター(ECMWF)モデル
サイト内の▶️を押すと日付が進みますので、試してみてください。
このサイトよりも下記に示した『Windy』の方が見やすいかもしれません。
Windyで見たヨーロッパ中期予報センターECMWF
出典:Windy
台風11号たまご(ニーダ)2021気象庁の進路予想
出典:気象庁
画像は7月30日現在のものですが、台風情報が発生していないので、このような画像になります。
台風が発生すると下図のように表示されます。
出典:気象庁
これは8月4日の気象図になるのですが、台風9号と熱帯低気圧b(台風10号)が記されています。
進路状況については、別記事に書いていますので、参考にしてみてください↓
台風11号たまご(ミリネ)2021Windyの進路予想
このWindyというアプリも優秀なサイトで、気流や雷、風、気温、雨などがこのサイトでわかるのでおすすめです。
出典:Windy
台風だけではなく、通常の天気予報としても十分に活用できますし、アプリもあるのですぐに確認したいという人はインストールするのもありではないかと思います。
インストールされる方はリンクを貼っておきますので、ご活用ください↓
まとめ
このページでは、台風10号のたまごについて最新情報と進路について各サイトと比較してお伝えしてきました。
ページ冒頭でお伝えした通り、台風の発生しやすい条件は、海水の温度が上昇した時が一番発生しやすいです。
まもなく8月になると日本列島に到達しなくとも台風はたくさん発生します。
近年は、防災意識も高くなりつつあり、いい防災アイテムも揃っていますので、災害に備えて準備をしておくことをオススメします。