企業でSDGsの取り組みを宣伝するためには、SDGsのロゴを活用した方がさらにインパクトを強めることができます。
しかし、許可なく使用できるのかどうかまた、使用するためにはどのようにすると良いのか疑問に思う部分もあります。
かといって、ガイドラインを読むにも細かくてわかりにくと思いますので。。
このページはその疑問を解消するためにこのような人がおすすめです。
- SDGsのロゴを使いたいけど、使っていいのか悩んでいる
- 使用許可や申請方法のやり方
- 営利目的と商業用途の違いとは
- 調べたいことを早く見たい
- 使用する上でのルールを知りたい
https://app.seedapp.jp/click/v1/ad/1723?site=6143&article=10542
SDGsのロゴは自由に使っていいものか
結論からお話をすると、ロゴは自由に使用できる場合とできない場合があります。
インターネットでSDGsのロゴを使用しているサイトをよく見かけますが、このロゴはガイドラインに沿って使用しています。
では、どういった場合に自由に使用できるのか、また、できない場合は使うにはどのようにすると良いのかご説明します。
SDGsのロゴを自由に使用できる場合
情報目的であれば、国連の許可なく使用することができます。
情報目的の例としては・・・
- 社内のプレゼン資料や会社の資料
- 報道機関(新聞・雑誌・TV・WEB)
ということで国際連合広報センターのよくある質問に記載してあります。
しかし、世の中にはさまざまな用途、例えば
- バッジを宣伝用で販売
- チラシを印刷して配布
- 会社の名刺や製品のパッケージ
などです。
これらは宣伝目的のような気もしますが、宣伝の他にも利益の獲得や後に利益が発生する可能性があります。その場合は国連の許可が必要のようです。
ですので、許可なく使用できる場合は、大きく分けて表に出るのことのない資料、純粋な宣伝活動目的の場合に限るようですね。
もし、使用に当たって心配や不安がある場合は使用しない方が無難と言えるでしょう。
その中でも使用したいという場合は国連に申請してみるといいと思います。
https://www.unic.or.jp/files/SDG_Guidelines_AUG_2019_Final_ja.pdf
SDGsのロゴを使用するための許可や申請方法など
資金調達や営利目的でSDGsのロゴを使用するためには国連に申請する必要があります。
申請方法を説明します。
使用許可の申請方法
1 国連本部に英語でメール(SDGpermissions@un.org)を送信し申請します。
2 メールの件名に「SDG LOGO/ICON REQUEST」と入力します。
3 アイコンやロゴの使用目的を簡潔に書きます。
4 SDGsのアイコンやロゴの入った製品を添付します。
5 使用用途が国連の目的に沿ってアイコンやロゴを活用する旨説明します。
6 ビジネス構想やそのものが持続可能なものかどうか説明します。
7 製品とSDGsが一貫性のあるものかどうか具体的に説明します。
許可される可能性について
先ほど話をした情報目的以外でロゴを使用するためには国連の許可という高いハードルを超えないといけないようです。
許可の通った例として、有料書籍のSDGsのロゴの使用や電車のSDGsラッピングで許可された例もあります。
ただし、国連でも把握していない案件がまだまだあるようですので、気になる方は一度許可申請のメールを行うといいのではないでしょうか。
SDGsのロゴのダウンロード方法
ダウンロード方法は国連連合広報センターから簡単にダウンロードができます。
ダウンロードをできる種類は全体のロゴ、反転に可動するアイコン、白黒アイコン、おしゃれに動くアイコンとたくさんのバリエーションがあります。
一部のアイコンを下記に出典しますので参考にしてみてくださいね。
ダウンロードをするには出典画像下に外部ページを貼り付けておりますのでそちらからダウンロードをしてください。
出典:国際連合広報センター
https://www.unic.or.jp/activities/economic_social_development/sustainable_development/2030agenda/sdgs_logo/
https://www.un.org/sustainabledevelopment/news/communications-material/
SDGsのロゴを使用するにあたっての注意するべき点
デフォルトで画像を使用する上では、上で述べた通りガイドラインに沿って使用をしていれば問題はありません。
しかし、企業によってはデザインを少し変えてもようかな、アレンジしてみようという方は要注意です。
下の動画で詳しく解説しておりますので、参考にしてみてください。
使用許可申請がハードルが高く大変な場合の解決法
国連が作成したSDGsのロゴを使用する場合(資金調達・営利目的)は申請と国連の認可が必要ですが、なかなかハードルが高いという声も少なくありません。
そこで、申請が大変という方にはSDGsのロゴをモチーフにした独自のロゴを作成するという方法があります。
これはガイドラインに違反するものではなく、堺市や熊本市でもSDGsのロゴをモチーフにした独自ロゴを作成しています。
出典:堺市ホームページ
出典:熊本市ホームページ
独自ロゴを作成したい場合
こちらのyoutubeを参考するときれいに作成することができますので、参考にしてみてください。
まとめ
このページでは
- ロゴを使用することができる場合
- ロゴを使用するにあたり、国連への申請方法
- ロゴを使用する上での注意点
をまとめてお伝えしました。
ページを読んでお分かりの通り、SDGsのロゴを使用する場合は申請と国連からの認可が必要で、なかなか大変な作業になるかと思います。
資金調達目的でも、営利目的でもSDGsに携わりたいという方はたくさんいるはずですので、まずは国連に申請してみて、認可されない場合は独自ロゴを作成するという手もアリではないでしょうか。
これからSDGsの関連記事を作成していきますので、合わせて読んでみてください↓