毎年日本列島にやってくる台風ですが、直撃した地域は甚大な被害を被っております。
避けたくても避けることができないのが天災です。
しかし、事前に台風の位置を知っておくことで無知でいるよりも心の準備はできそうです。
つい最近でも台風8号が東北地方に直撃し、各地で冠水被害も出ていましたし、近年でも関東(東京や千葉)・関西圏の台風被害や沖縄や鹿児島の暖かい県の台風被害もよく耳にします。
さて、今回このページでは、事前に台風10号たまご(ミリネ)や最新進路を調査し、画像つきで予想していきます。
・台風10号の最新進路や地点
・米軍・ヨーロッパ・気象庁のレーダーで予想比較
台風10号たまご(ミリネ)2021最新進路や現在地点
7月29日(木)時点では、台風10号のたまご発生はありません。
台風ができやすいところとメカニズム
台風は、一年中暑い熱帯地方の北緯5度から20度くらいの海上でもっとも多く発生します。
引用:wiki
この北緯5度から20度の海は海水の温度が高いので、雲ができやすく、台風が渦を巻く力もあるためです。
特に台風の発生に大きな影響を与えるのは海水の温度で、温かい海面から水蒸気を含んだ雲が上昇し、積乱雲を作ります。
さらにその積乱雲が周囲の雲を取り込み積乱雲が大きくなっていきます。
その大きくなった積乱雲のことを熱帯低気圧と言います。

年間平均26個の台風が発生しています。うち日本列島には年間平均12個の台風が接近しています。
台風10号たまご(ミリネ)2021米軍合同台風警戒センター JTWCの進路予想
次にアメリカの米軍合同台風警戒センター(JTWC)で発表している台風10号(ミリネ)の進路予想図を見ていきます。
米軍合同台風警戒センターは、アメリカ海軍とアメリカ空軍がハワイ州真珠湾海軍基地に共同で設置した、アメリカ国防総省の機関で、誰でも見ることができます。
出典:JTWC
7月30日(金)時点では台風の発生もなく平穏な状態ではありますが、台風情報を追っていくと台風が発生しそうな地点には、印ができますので、チェックする必要があります。
図の見方については下を参考にしてみてください↓
MEDIUM(オレンジの丸):台風・熱帯低気圧になる可能性があるが、24時間以上かかる
HIGH(赤い丸):24時間以内に台風・熱帯低気圧に発達する可能性が高い
SUB TROPICAL(水色の丸):熱帯低気圧と台風の中間
台風10号たまご(ミリネ)2021ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の進路予想
次はヨーロッパの中期予報センターから進路予想図を見ていきます。
この中期予報センターは世界一精度の高いコンピュータと言われていて、10日先の予想までしてくれます。
サイト内の▶️を押すと日付が進みますので、試してみてください。
台風10号たまご(ミリネ)2021気象庁の進路予想
出典:気象庁
画像は7月30日現在のものですが、台風情報が発生していないので、このような画像になります。
台風が発生すると下図のように表示されます。
出典:気象庁
台風10号たまご(ミリネ)2021Windyの進路予想
このWindyというアプリも優秀なサイトで、気流や雷、風、気温、雨などがこのサイトでわかるのでおすすめです。
出典:Windy
台風だけではなく、通常の天気予報としても十分に活用できますし、アプリもあるのですぐに確認したいという人はインストールするのもありではないかと思います。
インストールされる方はリンクを貼っておきますので、ご活用ください↓
まとめ
このページでは、台風10号のたまごについて最新情報と進路について各サイトと比較してお伝えしてきました。
ページ冒頭でお伝えした通り、台風の発生しやすい条件は、海水の温度が上昇した時が一番発生しやすいです。
まもなく8月になると日本列島に到達しなくとも台風はたくさん発生します。
近年は、防災意識も高くなりつつあり、いい防災アイテムも揃っていますので、災害に備えて準備をしておくことをオススメします。